鳥取県立倉吉農業高等学校の同窓会の進修会総会に出席した。昨年、創立120周年記念事業が行われ、更に、130周年をめざして、取り組みが始まった。
競走馬のサラブレッドや、ポニーなど、授業に取り入れたり、ニュージーランドとの国際交流や、生徒が造る清酒(ごうりき)など、歴史とユニークな特性ある、学校教育が進められている。
ごうりきの味は知らないが、評判は良い。
私が通っていたころは、40年前。
倉吉農高のふくしん漬け(よろし漬け)の味は有名だった。
又、同窓会支部長や、学校長が近況報告として、ことばを選びながら、慎重に話されたのは、ウラン残土問題だった。
かたも地区のウラン残土は、放射性物質をふくんでおり、地元と原子力機構で20年近く裁判などで争われた。
今回、倉吉農高の演習林で、残土をれんがにする提案がなされ、ほぼ決定的ということだった。
しかし、現場で、生徒の健康や、生の教育実習を行っている先生は、たぶん複雑な思いで、国、県の政治決着をとらえておられると、察する。